2024年10月17日木曜日

中間試験の分析①

午前中はいつも通り蓮田のドトール。

アイス豆乳ティー。

中間試験の問題分析。
今回実施された中間テストの分析のうちの何個かをこのブログでも。

〈与野東 中1数学〉
〇大問ごとの分析
1⃣文字式の計算16点
⑻の分数同士の計算を分数の方程式を解くときみたいに分母を払わないように注意が必要。
式を計算しなさい。と方程式を解きなさい。の違いが理解できているかを問う問題だね。
2⃣方程式の計算20点
基本的な問題が並んでいる。後半の文章題へ時間を残すためにいかに早く正解に解けるかがポイント。
3⃣関数・比例の問題22点
用語についての確認や,y=axの式を求める問題などが並ぶ。
⑷の表から,比例のものを選び理由を2つ書く問題で,
①xが2倍,3倍,4倍になると…yの値も2倍,3倍,4倍になる。
の他にもう1つ
②y=axより y÷x=aが一定で,その値は比例定数aに等しい。
を書く必要があった。
4⃣方程式の工夫6点
大きい数の並ぶ方程式を両辺10や100で割って簡単にして解く問題と,少数が並ぶ方程式を両辺に10や100をかけて簡単にして解く問題が1題ずつ。
=の意味をしっかりと理解し,少数や分数の項以外にもしっかりとかけたり割ったりできていれば難易度は高くない問題。
5⃣方程式の文章題36点
基本的には文章題1題につき立式3点,答え3点の6点問題に,文章題1題に関連した小問が計15点の問題もあり。
立式ができなかった時点でー6点なので,いかにここの文章題をとっていくかが今回のテストではポイントだった。
⑵①②③が基本的な追いつく問題で,どのテキストワークでも触れることができる問題。
⑵④も似たような問題が学校のワークにあったので,そこを理解できていた子は取れる問題。
⑸も基本的な比例式の問題。ただ,今週も同じ割合で売れると考えたところ~という書き方が少し気になるな。今週も同じ割合で売れ,Aは…個だった。Bは何個か。という書き方をすべきではないかな。
⑴は代金に関する方程式。基本パターンは2種類のものの代金に関する問題だが,ものが3種類で合計の代金は直接言及されず,出したお金とおつりから読み取らせる問題。
代金に関する問題の出てくるパターンが1題に凝縮されているような問題。落ち着いて読み取って式を立てていけば決して難しくはないが,前半の計算問題に時間を使いすぎているとミスが出たりしそうな問題。
⑵はバスの台数に関する問題。みかんの袋の問題とも考え方が共通する問題。
バスをx台としたとき,〇人乗りのバスにすると,最後の1台は□人になった。このときに,全部でバスがx台あるうち,最後□人になったバスが1台あるため〇人乗ったバスはxー1台になるという考え方を理解していないと難しい問題。右辺と左辺両方とも正しく立式するのは少し難易度が高いかもしれない。
⑶は長いすの脚数に関する問題。必要な考え方は⑵と同じ。〇人が座れず ではなくて,□脚分長いすが足りずという言い換えになっていたところに気づけると立式がしやすい。
〇総評
計算の基本問題がまんべんなく出題され,文章題では1題の中にそれぞれの文章題の種類(代金に関する問題,追いつく問題など)で出題される要素がたくさん盛り込まれている良い問題が出題されている。その分,文章題1題を解くために身に付けておくべきことが多く,数学が苦手な子は立式から正答まで行けなかった子も多かったと思う。特に後半の文章題の配点が大きかったため,高得点を狙うためには文章題の攻略が必要不可欠だった。
この傾向でいくならば,比例と反比例の利用の問題のところの配点も大きくなりそう。
比例と反比例の問題が混ざったとき,しっかりとこれが比例,これは反比例と分類できる力が必要になる。あと,表から反比例のものを選ぶ問題で理由2つは
①xが2倍,3倍,4倍…になると,yの値が1/2倍,1/3倍,1/4倍になっている。
②y=a/x より,xy=aで xとyの積が一定になっていている。
は出そうだね。

以上,中間試験の分析①でした。
今日はあと中1と中3の理科をやって分析したけれど,
中3の理科は入試問題の詰め合わせやったね。



0 件のコメント:

コメントを投稿

中間試験の分析②

 〈与野東 中1理科〉 〇大問ごとの分析 1⃣金属・非金属に関する問題(12点) ⑴の電気を通すものを選ぶ問題では,鉄やアルミニウムや銅,そしてスチールを全て選ぶ必要があった。(スチールは鉄に微量の炭素を含ませた物質だよ。問題を解くときは鉄≒スチールでOK。) ⑵の磁石につくもの...